通所リハビリテーションでの訓練について

失語症デイケア

失語症を有する方にとって、介護保険サービスによる言語療法を受けられる施設は少なく、加えて退院された方の多くは「言葉が出ない」ことで他者との交流や外出に消極的になり、結果としてコミュニケーションの機会がますます制限される傾向にあります。

“失語症デイケア”では、毎週土曜日の午前に通所リハビリテーションにご来所していただき、コミュニケーション能力の向上を目指される方を対象としたグループ訓練を行っています。訓練では、会合や買い物といった日常生活場面を設定したロールプレイング、小グループでの会話訓練、それぞれのレベルに合わせた個人での言語プログラムを実施いたします。(1対1の個別リハビリ訓練は行いません)

ご家族の同席を積極的にお受けし、コミュニケーションのとり方もお伝えしています。東京湾岸リハビリテーション病院にて言語機能やコミュニケーション行動を定期的に精査し、コミュニケーション能力の向上と、活動・参加の促進を目指します。

通所リハビリ(デイケア)
目標
  • 他者との関わりを通してコミュニケーション能力の向上を図ります。
  • ご家族にコミュニケーション方法をお伝えし、家庭内でのコミュニケーションの拡大を図ります。
    (ご家族の同席を積極的にお受けします)
対象
  • コミュニケーション能力向上を目指される方
  • グループでのコミュニケーション訓練に興味のある方
  • 現在のコミュニケーション能力が下記の目安以上の方

コミュニケーション能力の目安

聴く:3〜4つのことばが入った文をおおむね理解できる(例:「となりの人に鉛筆をわたす」がわかる)

話す:単語の羅列であっても大まかに意思を伝えられる

読む:短い文の読解ができる(音読は正確でなくても大丈夫です)


訓練内容
  • 集団での口の体操・発声訓練
  • 個人での言語プログラム
  • 発声練習を含む運動課題(足踏み、立ち上がりなど)
  • 集団コミュニケーション訓練
  • 小グループでのコミュニケーション練習(ご家族の参加も歓迎いたします!)

※内容は変更になる可能性があります。
※常に言語聴覚士が同席しますが、言語聴覚士による個室等での1対1の訓練は行いません。
※開始時および定期的に、東京湾岸リハビリテーション病院にて失語症の詳細評価を行います。

お申込みからご利用まで
1 お問合せ

谷津居宅サービスセンターのデイケア支援相談員までお問合せください。

谷津居宅サービスセンター

直通TEL 047-451-1700(代)

直通FAX 047-451-1703(代)

担当:デイケア支援相談員

2 担当ケアマネジャーからのお申込み

介護保険においてのサービスとなりますので、必ず担当のケアマネジャーへご相談下さい。

3 身体機能確認

谷津居宅サービスセンターへご来所して頂き、療法士が身体状況をお伺いします。

月曜日 11:00〜
土曜日 10:10〜
5 東京湾岸リハビリテーション病院外来診察

併設する東京湾岸リハビリテーション病院のリハビリテーション科専門医が診察し、療法士が身体機能評価・失語症の評価を行います。(約3時間)
※評価は、原則、ご家族付き添いでお願いします。

6 ご契約

デイケアとのご契約を交わして頂き、利用時の注意点等についてご説明致します。

7 ご利用開始

土曜日の失語症デイケアと平日の通常デイケアの併用を推奨させて頂いておりますが「平日のご利用が困難な方」「要介護認定で要支援1」の方は、土曜日の失語症デイケアのみをご利用頂くことも可能ですのでお気軽にご相談ください。

なお、失語症デイケアをご利用の方は、言語聴覚士による個別のリハビリテーションをご利用頂くことが出来ませんのでご了承ください。

開催日 毎週土曜日 午前中のみ(9:10〜12:10)
場所 谷津居宅サービスセンター2階
職員体制 言語聴覚士1名+スタッフ1〜2名