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看護部 Nurse

リハビリテーション看護について

『安全で質の高い看護を提供できること』が目標

回復期リハビリテーション病棟では、脳血管障害や事故などにより障害を持たれた患者さんが、住み慣れた地域、環境で生活できるようチームで協働してリハビリテーション医療を行っております。私たち看護師、介護士は24時間患者さん一人ひとりの生活に寄り添い、訓練で習得した能力を実生活の中で結びつくよう、看護、介護の専門性を発揮して、移動、食事、入浴、更衣、排泄などの動作を「できるADL」から「しているADL」へと支援を行っております。また、患者さん、ご家族が障害を受容できるよう精神的サポートや、再発、合併症予防のための生活指導や介護指導を行ない、安心して在宅復帰、職場復帰できるよう支援しております。

ある時は患者さんとご家族の代弁者として、ある時は医師や療法士との仲介者としてゴールの後押しをします。

日常生活全般の指導

着替え

更衣の際、セルフケアを再獲得できるよう、その都度評価し、必要なところに介助できるよう見守りながら行っています。

洗面

整容は日常生活の意欲を引き出します。そのため、鏡を見たり、クシで髪を梳いたりなどの動作を促しています。また、片手で歯磨きができるような指導も行っています。

摂食機能療法

摂食機能療法として当院では、看護師による機能訓練を行っています。患者様の希望をくみ取り、現状を確認します。そして目標に向けて介入していき、それが効果的であったかを評価していきます。

現状把握

  • 口元までスプーンが運べていない
  • 患者さん・ご家族は一人で食べられるようになることを希望

介入

  • 肘を支えながら口元まで運ぶ介助をする
  • 途中からは介助で摂取をすすめる

評価

  • 一週間後、調子が良い時には1/3量が自力で摂取できるようになった
  • 継続して介入し、拡大・安定化を目指す

排泄の評価・対応

排泄が障害されると日常生活に大きな影響を及ぼすことになります。

うまく排泄ができないことにより、たえず排泄のことが気になり、精神的緊張や葛藤が起こり、うつ状態や引きこもりにつながることもあります。

どんなに障害が重くても、可能な限り普段と同じ生活ができるように支援することは、リハビリを行っていく上で一番大切なことであると考えています。

私たち看護師は「人間の尊厳が保たれる、患者様に一番合った排泄方法」を提供できるように、チーム一丸となり関わります。

排泄パターンを明らかにしていきます。

24時間を通して総合的に評価し排泄パターンを明らかにしていきます。 排泄パターンを把握し、オムツ内の失禁からトイレでの排泄へと進めていきます。 オムツが長期化すると排泄に対する意欲低下につながるため、早めのオムツ離脱を目標にしています。

他職種と連携して、排泄ケアを考えています。

排泄動作は移乗や更衣などの一連の動作で成り立っています。個々の動作のために要求される一連の動作は麻痺を合併していると難しくなることが多いです。そのため看護師の判断だけではなく、理学療法士や作業療法士、介護福祉士と連携をとりながら、患者さんの今の状態に合った排泄方法を選択しています。

服薬管理指導

再発予防や痛みの軽減など、その方の症状に合わせて処方されているため、服薬は継続的な取組みが必要になってきます。当院では入院中から多職種と連携して情報を共有し、自己管理に向けたご本人への指導や身近なご家族への服薬管理援助指導など、退院後の生活に合わせた服薬管理方法の確立のために、最適な方法を提案できるようにしています。

病棟で看護師は次の様な工夫をしながら、ご本人が自己管理が出来るように常に評価をしています。また、ご家族にも状況を伝え、みんなで退院後の生活がイメージ出来るよう介入しています。

飲み方の整理

必要な薬の選択、代替薬の検討、服薬機会の増減。例えば日中仕事をしているご家族へ援助協力を求める際、自宅にいる時に確認できるように服薬機会は朝と夕になるよう主に医師と相談して、服薬内容を整理しご本人・ご家族に説明するようにしています。

飲みやすさへの工夫

錠剤や粉剤・水薬など薬の形態の選択、一包化やシートなど薬の提供形態の検討を行います。麻痺がある・手指が動かしにくいなど薬の開封に介助が必要な方でも、主に作業療法士と連携して開封方法の提案や病棟で看護師の見守り下での動作訓練を通して、自己管理に向けた介入をしています。

飲み忘れ防止への工夫

開封する際にこぼれ落ちないように薬用の容器の提供(病棟で専用に貸出、自宅でも使える容器を家族と相談して用意してもらうこともあります)、 退院後もそのまま使えるように服薬カレンダーや服薬管理ボックスの活用、ご家族や訪問看護師等の社会サービス資源の協力など、患者さん一人ひとりに応じた対応を提案し、薬の飲み忘れ等がないようサポートしています。

退院にむけて

当院では、退院調整看護師を中心にスムーズに入院生活から退院へ移行できるようにサポートしています。また、患者さんがご自分の病気や障害に向き合えるよう、病気や障害の学びを深めていきます。その上で退院後どこで生活したいか、どのような生活を送りたいか等お聞きしながらその意向に添えるよう環境調整や人材、福祉用具などの提案、経済的な問題なども含め、社会保障制度や社会資源を活用しマネジメントしています。

患者さんの主体的な参加のもと、退院後においても自分らしい生活が送れるよう教育支援をしたり、サービスが活用できるよう提案していきます。そして、患者さんが安心・安全な在宅生活を送るには、ご家族の協力がとても重要です。介護技術、看護技術そして看護の視点についてアドバイスさせて頂き、退院後の生活を支えるサポートを行います。

家族指導

退院が近付いた際にも身の回りの動作がご本人のみでは難しい場合があります。食事、排泄などの身の回りの動作や内服、注射などの医療処置について、書面や実技を元にご家族に患者様に必要な介助方法についてアドバイスいたします。 (例えば 胃ろう / 吸引 / おむつ交換 など)