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看護部教育研修制度 Education And Training System

教育担当者より

私たちの病院は、常に高いゴールを目指して挑戦する看護師を求めています。

リハビリ看護は他職種と共働で行うチーム医療です。基本となるのは知識、看護技術、豊かな感性、そして創造性です。そのために、皆が教育・研修・看護教育に積極的に参加し、看護能力を高めるため日々努力しています。

リハビリナースとして「看護師になってよかった」と実感できるのは、自分の能力が患者さんのお役に立った時です。私たちは安全と信頼を何よりも大切に考え、常に高いゴールを目指して挑戦を続けています。

教育方針

当院の理念及び看護部の理念・基本方針に基づいて、患者様中心の質の高い看護を提供し、患者様・ご家族と共に創り出す医療を提供できる看護師を育成する。

教育目標管理

専門職として、必要な知識・技術・態度の向上に努め、個々の患者にあった良質なリハビリテーション看護を提供できる能力を養う

患者・家族・多職種との関わりから、看護師としての質を高め、一人ひとりが自己の成長を実感することができる

組織の一員として、与えられた役割と責任を持って果たすことができる

やりがいを見出し、それぞれの目標に向かい、その人らしくいきいきと働ける

教育システム

「患者さんと笑顔で向き合える 」「 患者さんが一番大切 」と考えて看護ができる看護師を育成します。

当院は、1~3年目までは、月1回学年ごとに院内教育の時間を設け、個々の看護師としての学びの時間としている。

1年目には、実地指導者を配置。実地指導者の教育には主任があたっている。

4年目以上の看護師は、中堅看護師として研修等教育の機会を設けている。

保健師の職能を高めるために月1回保健師会を実施。

各階ごとに教育総括者を配置。病棟全体の教育を管理するとともに、スタッフ個々のスキルアップへの助言を行っている。

より高いステップアップを目指し、新人から温かい目でサポートしていきます。

卒後も毎月同期同士が集まって勉強する機会を設けています。
1年目は看護基礎知識・技術を身につけることを目指し、2年目は自己の知識や科学的根拠をもとにこうどうする看護師として自立できるようにします。
3年目は、リーダーの役割を理解し、リーダーシップの取れる看護師へと成長することが目標です。
4年目以降は、立派なリハビリナースとして実践できるように、より専門的な知識を獲得できるようサポートします。

病棟全体で新人を育てる意識をもち丁寧な指導をしています。

病棟では新人に対し実地指導者が付きます。実地指導者は経験3~5年目の、新人にとってお姉さんやお兄さん的な人が担当し、ときに指導者、ときに相談相手として一人前の看護師になれるようサポートしていきます。

プ実地指導者は新人の話を聞きながら、個々のペースに併せて教え育てていきます。もちろん他の先輩たちも細かく丁寧に指導を行ないます。 病棟全体で「みんなでともに成長しよう」という思いで育てています。

中途入職看護師の支援

今までの習得された知識・技術・経験を考慮し、本人の意向を聞きながら、個々の状況に応じて相談者を作ります。まずは、環境に慣れてもらうことから始め、その後一定期間ペアで業務を行ったり、不安な部分において一緒に看護実践をしていきます。

また、院内研修や病棟での勉強会をとおし、少しずつリハビリ看護に対する専門知識を教育し、実践能力に合わせてスキルアップできるようにサポートしていきます。

研修制度

認定看護師・大学院進学、手厚い支援制度でキャリアップ

当院では、在職しながらでも認定看護師資格をはじめ、各種資格の取得や大学院へ進学できる支援体制を整え、キャリアアップを応援しています。また、急性期から在宅まで切れ目のない看護を学べる環境があるので、看護の視野が広がりスキルアップに役立ちます。

看護職員長期研修制度

看護実践能力を高め、専門的看護の向上を図るため、長期研修を受講する者に対して経済的支援をする制度です。
授業料全額支援・給料全額支給・交通費・宿泊費など経済的支援も行っていますので、安心して受講できます。

特定分野の認定看護師研修

皮膚・排泄ケア、感染管理、糖尿病看護、摂食・嚥下障害看護、脳卒中リハビリテーション看護、認知症看護 等

全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会主催

回復期リハビリテーション看護師 認定コース

認定看護管理者研修

ファーストレベル研修・セカンドレベル研修・サードレベル研修

当院の認定看護師

大学院進学を目的とした特別早退制度

指導者育成事業の一環として、大学院進学者に対して、勤務との両立を支援する制度を設けています。
大学院卒業まで、授業時間に合わせて早退することを特別に許可しています。優秀な人材を育成し、看護の質向上を図るのが目的です。

専門的スキルアップのために院外研修に積極的に参加できるよう支援します。

院外研修への参加を勤務時間内にすることができます。
幅広い知識を持つ看護実践力と看護師としての看護間を高めてもらうため、日本看護協会主催の研修、千葉県看護協会主催の研修、その他企業の主催する研修に主体的に参加できるよう看護職員長期支援制度同様、受講費・交通費・宿泊費などの支援をしています。また、諸々の学会などについては、発表者及び共同研究者が参加できるよう支援し、自己研鑽できる機会を提供します。

3施設での相互研修で看護実践能力を高める保健会内留学制度。

法人全体を見渡す視野を広げ、セクショナリズムを解消すること、他部門との連携を深めるためのコミュニケーション活動ができることを目的とした研修です。急性期での学び、回復期の支援・指導、在宅支援、訪問看護ステーション看護の実践を積むことで能力アップに繋がります。

看護部全体研修

部署・経験年数・教育背景の違う職員が集合し研修を行うことにより、看護の向上を図ることを目的として、看護部全職員を対象に、「リハビリテーション看護とは」「転倒・転落に対する看護」「摂食・嚥下障害患者の看護」「排泄障害のある患者の看護」等、看護の動向やニーズを共有する為に、主に当院の認定看護師が講師となって研修を実施しています。 また、全職種を対象に合同の勉強会を年間40テーマ程度、実施しています。

教育・研修計画

1年コース教育計画

4~5月

①基礎看護技術(採血、血糖、経管栄養など)

②安全対策、感染予防、環境設定について

③リフレッシュ研修

6月

①基礎看護技術(静脈内注射、輸液ポンプなど)

②リスク管理(事例検討)

③夜勤前の心得

7~8月

①夜勤の安全管理

②急変時対応

③リフレッシュ研修

9月

「ストレスマネジメント」「谷津保健病院合同研修」

10月

①脳卒中について学ぶ

②事例検討(窒息、痙攣、誤嚥性肺炎など)

11月

プライマリー看護について

12月

「1年間のまとめ」「谷津保健病院合同研修」

1月

①2年コース症例検討会 聴講

②2年目に向けて

2年コース教育計画

4~5月

①メンバーシップ、組織について考える

②2年目の役割

③入院業務を学ぶ

6月

「ストレスマネジメント」「谷津保健病院合同研修」

7~8月

①ICFを用いた情報整理を行なう

②退院支援計画を立てる

③多職種連携を学ぶ

9月

①症例検討について

②プライマリー患者の症例をまとめる

10月

症例発表準備
・抄録作成方法
・スライド作成方法

11~12月

①症例発表準備

②2年目の役割(5月と比較して)

1月

谷津保健病院合同発表会

2月

①3コース発表聴講

②3年目に向けて

3年コース教育計画

「判断できる」「気づける」「不安解消」「指導できる」⇔フィードバックしながら学び、「リーダーシップを取れる看護師として自立する」ことを目指す

4~5月

リーダーシップ

『自分たちの考えるリーダーシップとは』

6月

実践期間中に実施すべき具体策を考える

グループワーク:良かったリーダーシップ、リーダー業務においてリーダーシップを発揮するための具体策を考える

7~8月

病棟にてリーダーシップ実践期間

リーダーシップ実践振り返り

9~12月

活動報告準備

・抄録作成方法
・スライド作成方法

1月

谷津保健病院合同発表会

2月

4年目に向けて

4~5年目看護師年間目標

教育のねらい

チームリーダーとしての自立

後輩看護師の育成

良質な看護実践

目標

チームリーダーとして、チーム内のコミュニケーションが活発に行われるような働きかけができる

その場に応じて、リーダー的役割を発揮することができる

確で安全な科学的根拠をふまえた良質な看護を実践できる後輩を育てる。また、自らも実践できる

アセスメント能力を高めることができる

6年目以上看護師年間目標

教育のねらい

教育的役割を理解し、教育指導ができる

自律した看護モデルとして、看護実践できる

目標

自ら予測を踏まえた看護展開ができるだけでなく、チーム全体の進行を把握し状況に応じて指導を行うことができる

個々の看護師の成長発達を支援することができる

チーム、病棟全体の日々の業務が適確で安全に遂行できるように、自律した看護師として役割を認識し模範的な行動できる